ー三浦半島の草花ー
ホテイアオイ(布袋葵)

water hyacinth
学名:Eichhornia crassipes (Mart.) Solmes.
ミズアオイ科の浮遊性多年性水草。熱帯・亜熱帯アメリカ原産。現在では、世界各地の亜熱帯〜熱帯に野生化、静水域で
大群落をなすことが多い。日本でも九州の温暖地に野生化している。葉柄基部が球状にふくらみ、浮性をもつ。葉は心臓形
で平滑。根は繊維状で密生し、黒紫色で水中によく茂る。多くの匍匐枝を出し、その先に子苗を生じて繁殖し、繁殖力はきわめて
旺盛で、短期間で群落状となる。夏に高さ15〜25cmぐらいの花茎を出し、径3cmぐらいの、藤紫色で中央に黄斑のある6弁花
を短穂状に咲かせたいへん美しいが、1日花である。熱帯では水系の舟の進行の障害になるので防除に苦労するが、水中の
窒素やリンをよく吸収するので、水質浄化に役立てることが考えられている。
(参考:世界大百科事典 平凡社)

 



同右
 
 
横浜市金沢区富岡西5住宅街民家先
2015/09/12 16:42NEC N-01E

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